【食虫植物 育て方】ウツボカズラをこんなやり方で植え替えしました。

こんにちは。

猛暑が終わり、秋の過ごしやすい気候になってきましたね。

夏バテになっていた食虫植物も、少し涼しくなったことで

また成長してくれるのではないかと期待してます。


さて、本日はウツボカズラの植え替えをしたので、

その様子をご紹介いたします。

今後ウツボカズラに限らず、食虫植物の植え替えを初めて

してみよう、という方に参考になると幸いです。


ウツボカズラは夏~秋頃にかけて植え替えをします。

そして冬は室内で管理です。

今回交換するのは、ネペンテス アラタの親株と

挿し木4号の2つです。

この2つは用土に水苔を使っていますが、水苔は

傷みやすいので、年1回植え替えるようにしてます。


鹿沼土、ピートモスで育てているほかのウツボカズラの

用土はまだ傷んでいないようなので、今年はこのまま

越冬してもらうことにします。

今回の植え替えを機に、用土を鹿沼土に変えることにしました。


鹿沼土(細粒)をバケツに入れ、水を入れてよく洗います。


鉢をひっくり返すようにして、根っこからウツボカズラを

ゆっくりと引き抜いていきます。

根っこをちぎらないように気を付けましょう。


引き抜いた古い用土は新聞紙などに包んで捨てます。


引き抜いたウツボカズラ、こんな感じでした。

昨年、親株から挿し木にしたものですが、すごく小さく

細いですが根が出てました。

こうしてみると、改めて挿し木できたことに感動です。


水道水を流しながら、根っこについた古い用土を取り除きます。

根っこをちぎってしまわないよう、強引に引っ張ったりしせず、

丁寧にゆっくりと取り除きましょう。


鉢底にネットしきます。

これは鉢底の隙間から、用土が漏れてしまわないようにするためです。

私は台所シンクで使うストッキングを使っています(笑)


鉢の半分くらいまで鹿沼土を敷き詰めます。


根を中央部分にセットし、周りに残りの鹿沼土を敷き詰めます。

この時、土を押して固定したりせず、敷き詰めるだけにします。

これで植え替え完了です。


親株の方も同じ要領です。

こちらは水苔が根に絡みついてしまっていて、取り除くのが

大変でした。倍くらい時間がかかりました。


親株の方も無事、植え替え終了です。


植え替えに要した時間ですが、下のような感じで、全部で1時間20分くらい

かかりました。私はスペースの関係上、室内のキッチンで作業したので、

環境準備と後片付けが必要ですが、屋外で水道スペースなどお持ちの方で

あれば、そのあたりの手間/時間は省くことができますね。

・用土の準備(バケツに入れて洗う)10分

・環境準備(新聞紙で養生、など)10分

・根からの古い用土除去:(挿し木)10分 (親株)20分

・新しい用土に設置:(挿し木)5分 (親株)10分

・後片付け:15分


植え替え後は、たっぷりと水をあげるようにしましょう。

この植え替えのタイミングで、成長の具合によっては、

挿し木にするなどしても良いですね。

これで我が家のウツボカズラたちは、越冬の準備は整いましたので、

10月後半くらいに室内に取り込む予定です。


それでは!

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