【食虫植物の増やし方】モウセンゴケ/アデラエを葉挿しで増やせるか検証です

 こんにちは。

モウセンゴケ[Drosera]のアデラエ [Adelae]が良く成長してくれているので、

この機会に葉挿しで増殖にチャレンジしてみようと思います。


葉挿しとは、よく多肉植物などで使われますが、葉の一部切り取って、

土の上に置いておくと、その葉から根が出て、新たな植物の株に成長するという、

食虫植物の増やし方の1つです。

食虫植物の中でも、モウセンゴケは、この葉挿しで増やすことができるので、

今回初体験でチャレンジしてみます。


まずは葉挿しをするための、土を作ります。

乾燥が大敵なので、保水性がよく乾燥しにくいミズゴケを使います。


ミズゴケをバケツに入れ、水を加えて戻します。

なお、植え替えでミズゴケを使うときは、水ではなく消毒をかねて

熱湯を入れますが、今回は葉挿しなので、水にしました。


水で戻したミズゴケを、ポットに入れ込みます。

今回はまだ、軽石などは下にしかず、直接ミズゴケにします。


可哀そう、かつもったいないですが、よく成長している捕虫葉を

切り取ります。根本部分からしっかり切り取るようにします。

しっかりと粘液が出ているものを選びました。


切り取った捕虫葉を、用意したミズゴケの上に寝かせます。

切り取った根本部分を、気持ちミズゴケの中に入れるようにします。

(根が生えやすくなることをイメージしてます)

今回は、2つのポットを用意しました。


最後に、霧吹きでよく全体を濡らしてあげて、受け皿に水をはり、腰水管理にします。

置き場所は、風通しがよい、半日陰にしてみました。


あとは、土が乾燥しないように、しっかりと霧吹き毎日濡らしてあげ、

また、腰水も新鮮なものにして、湿度を保っていきます。

この点を一番重視します。

さて、うまく根をだして、増えてくれるでしょうか。

楽しみです。

定期的に、経過を観察し、ご紹介するようにいたします。


なお、ミズゴケが余ったので、先日うまく発芽したモウセンゴケのカペンシス、

改めて種を収穫し、蒔いてみました。


モウセンゴケの花茎です。

白い紙に小さくちっている黒い点々が種です。


ミズゴケの上に、種を蒔き、霧吹き&腰水管理です。


カペンシスはよく花を咲かせてくれたので、あと2回くらいは種を収穫できそうでs。

先日はピートモスの上に種蒔きしましたが、今回はミズゴケです。

用土によって、どのくらい発芽までの期間などに変化があるか、

こちらも検証をしてみたいと思います。


それでは!

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